エリザベート、御本人にはまったのは10代。時折日本ではウイーンブームがあると思いますが、その何回目かの時。
たまたま旅行でウイーンを訪れたこともあり、その折、エリザベートブームだったのですよ。お土産屋さんで一番おみかけするのは彼女の絵姿でした。白いドレスの見返り美人のやつです。
伝記も読みました。誰のか忘れたけど、ツヴァイクのマリー・アントワネットのように、エリザベートに同情的で、感傷的な伝記でした。
かわいそうな美しいシシィ。
そんなイメージでもって、エリザベートが好きでした。
そんなくせに、宝塚でエリザベートが大成功したり、外部でも演じられたりしていることも、聞いたことないわけないのに、あんまり認識してませんでした。
そしてヅカ落ちしてから学んだヅカにおけるエリザベート。
音楽は素晴らしく、娘役さんがタイトルロールであり、娘役さんから憧れの作品であるということ。
でもなんか、役が少なくて暗い。
よく考えると、エリザベート自身もよくないよね。
やっぱ自由でありたい!なんて人は、王室に入っちゃいけないよね。王子様との結婚なんて、就職みたいなもんだ。幼かったんだろうなあ。
周りが悪いよね。誰か止めようよ…向いてない!って。
玉の輿が嬉しかったんだろうなあ。
ウイーンはとても素敵な街で、万一行かれてない方におすすめですが、
それこそ結婚式をしたアウグスティーナ教会はあんまり覚えてないけど、ゴシック建築の、聖シュテファン教会を見たり、ホーフブルグ宮殿、自然史博物館に美術史博物館、(ハプスブルクの宝石も見れる。)この辺はたいそう楽しい。
黄色いシェーンブルン宮殿、ベルベデーレ宮殿、やはり革命がなかった分、笑 保存状態が良いというか。
音楽好きな方はモーツァルトだの、ベートーヴェンとか他にもたくさん住んだ家だの、産まれた家だの記念館もあり。市立公園に行くと、音楽演奏してます。
夜にはオペラとか、見に行くとか、良いですね、立ち見とかは安いらしいです。
カフェ発祥の地、ウイーン。トルコから入ってきた(うろ覚えだけど十字軍の頃?)コーヒーを出すようになったのが最初らしく。ウインナーコーヒーにはたっぷりのあんまり甘くない生クリーム。
合わせるのはザッハトルテ、アップルシュトゥルーデル、はじめとしたウイーン菓子。
街角では、ゼンメルンという固パンと、ソーセージがいただけますよ!
グルメはドイツより東欧テイストが入り、美味しいです。
ワインも美味しいから、少し郊外にでて、ホイリゲというワイン蔵?に行かれると楽しいですよ!
19世紀末美術がお好きでしたら、 クリムトとか、ユーゲントシュティールと呼ばれるアールヌーヴォーの流れのウイーン版も、楽しめます!
写真は分離派会館。
建築もかなり残っています。
町中は路面電車や地下鉄もわかりやすいし、比較的治安もよくて、旅行しやすいです。
なんか思い出しても楽しくて、トート閣下の存在全然感じません。 笑
闇が全然広がらない今回のウイーンブログでした!
ちゃう、タカラヅカブログや!
すいません!
あなたのトートを探しに!