2幕です〜。
まずは幕開きは太鼓ー。
太鼓かよ、と前情報では思ってしまったのですが、やはり皆さんの真剣な顔が尊くてね…
ずんずん響くリズムも良い!
楽しめました!
そして、ヨカナーンとサロメ、ひとこちゃんと聖乃あすかちゃん。
美花梨乃さんがナレーションというか、セリフを入れますが、この方かわいいよね。花男の美人すぎるつくしママでしたね。好き。もっともっと活躍してほしい!
意外なことに、ひとこちゃんの女装が割に似合わない(笑) ひとこちゃんは、ほっそり妖精さんな感じだと思っていたので、女装は似合うに違いないと思っていたのですが、意外なことに男らしい!男役としては素晴らしいことです!
ワタクシ、ひとこちゃんはまあ様タイプだと思うのですよ。
まあ様も歌踊りお芝居と大体お上手で頭のいい器用さを感じる方です。そして芸能界以外の例えば会社勤めなんかになってもしっかり成功を収めそうなかた。ひとこちゃんもこのタイプな気がします。いずれ、芝居歌ダンスそしてビジュアルも素晴らしいトップさんになれることと信じております!
しかしこのサロメとヨカナーンのシーン肝心のヨカナーンの首を切るシーンがないので、(まあスミレコード上当たり前なのですが)ちょっと画竜点睛を欠く感じになっております。
難しいと思いますがやはり愛する人の首を切るというのは衝撃的なのですから、何とか演出していただきたかったような気もします…がんばれ演出。
そしてバリ?舞踊のシーンです。
南洋の原始的なリズムに合わせて踊られる皆さん。最初は、なんかパック旅行で興味ないのについてくる民族舞踊ショーを見ているような気持ちでした(^_^;)
しかし、マイティ(女装)が出てきたらすごかった。
マイティ上はキャミソールなんで、腕、肩、上背部が全部観れます!素晴らしい動き、素晴らしい筋肉です!いやあ立派な、良いものを観た!とおもいました。
帰りに周りのお客様も、マイティを知らないようでしたが、赤い服の人筋肉すごいって褒められてました!
ひとこちゃんはしなやかに舞う感じで、マイティは筋肉故に素晴らしく動く感じ。
そしてスパニッシュ!良い〜
すっかりスペインに行きたくなりました。スペインに行った時を思い出しました。
全員のフラメンコが素晴らしいです。花組さん頑張れ…と、泣けました。
そこからの舞台の真ん中にゆずかれいちゃんを一人でシンプルなスペイン音楽に合わせて足を踏み鳴らす長いサパテアード!
ものすごくかっこいいし、ものすごく上手で、私そのスペインにいた時にフラメンコを拝見したのですがめちゃめちゃイケメンなダンサーさんがこんな感じで踊ってたなあと思いました。
リズムとれいちゃんの美しさとすっかり神がかって見えてこちらで二回目の流涙です。
れいちゃん、歌は確かに微妙です。私は大ファンですがそれでも感じとってしまいました…汗
ひとこちゃん、マイティの歌は劇場中に響き渡るというシーンが数回あります。歌を聞き入っちゃうというか。
れいちゃんそして華ちゃんにそれがありませんでした。確かにお歌は弱いんだろう。
でも、このシーン観れただけでよかった。私は生きててよかったと思いました。宝塚好きになってよかった、お仕事してて、ここに来るお金を稼いでいることに意義を感じました。
それくらいよかった。
しかも今回 B 席だったのですよ。ほとんど一番後ろの方だったのです。しかしなんとお値段は3000円!安い!
ちょっとよいランチで3000円、安いセーターで3000円。今の世の中で3000円でこの公演ほど、価値あるものはないんじゃないか??!!
もちろん前の方で観たほうがいいんだけど、後ろは後ろで、後ろからだから、ひとこちゃんマイティれいちゃんがオペラで同じ画面!並びが美しく宝塚的なことを確認致しました。
華ちゃんも、歌もダンスもあまり…なご意見もあるようですが、二人で優しく見つめあい、手を取り合うとそこには宝塚でしかありえない、なんとも素敵な雰囲気が漂っているのを、非常に感じました。
そして私はお二人のビジュアルとその雰囲気だけでなんともお二人に関しては大満足でございます。
れいちゃんがいて、マイティがいて、ひとこちゃんがいて、そしてそこに本公演ならば、あきらも加わるわけで、なんとそれこそ目の足りない素晴らしい組み合わせなのでしょうか…
歌が上手くないと許せない!という方々はどうぞちょっとコンビのいまひとつなお歌をお避けになって、見に来ないでくださいね…そのぶん私がチケットをたくさん取らせていただければと思います!
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