本日はワタクシの読んだ本が素晴らしすぎたので語ります。
最後のロシア大公女マーリヤ―革命下のロマノフ王家 (中公文庫)
- 作者:マーリヤ大公女
- メディア: 文庫
なんと実話!というか自叙伝!
「神々の土地」には出てきませんが、ドミートリのお姉さんにあたる方の、ロマノフ王家のお姫様としての幼少時代から、外国の王家に嫁ぎ、その後ロシアに帰国、ロシア革命の中をなんとか生き延び、ソ連となったロシアから脱出するまでを描かれています!
この方は日本で言えばまこさまかこさまのような方かな?
おとぎ話の中のような豪華な生活から、映画もかくや、というようなハラハラな脱出劇、一人の女性の成長物語としても素晴らしいのですが、ヅカファンとしては、なにより、まあ様演じるドミトリーも、りんきら様美風副組長アレクサンドラ皇后も、まっぷーるかぜさんニコライ2世も、実際どんな人だったか、描かれてますし、真風ユースポプ公も出てきます!
最後の方はロシア革命のときなので、アナスタシアの舞台でもあり…
宙組さんファン必読?!
また自叙伝の和訳なのに文章が名文!そして衣装などの細かい風俗の描写も面白い!
神々の土地で伶美うららさん演じるイリナは 実際のところは名前も違い、普通の、美女、というわけでは なさそうですし、ドミトリーとの年齢差を考えても 舞台のようなロマンチックな関係には全然なかったようですが。
彼女の記載の中に ロシアの 匂いについての 一節があり、
もしかしたら上田久美子先生のこちらの本をご覧になったのかなって思いました~
愛ちゃんラスプーチンを殺したまあ様ドミトリーはやはり国の英雄だったようで 、戦地に送る列車の出発の時に駅長さんは ドミトリーが列車から飛び降りれるように わざと速度を遅くすることを提案してくれたそうです。
ので 舞台のような 恋人のところに戻るということはなかったようですが、可能だったみたいです!
そんなこんなで大変面白く読める作品ですので、是非ご覧くださいましね!
貼ってますがこちらから入っていただいても別にアフィリエイトじゃないので私にお金が入るわけじゃないので安心して入ってみてください。
私は最近プライベートが若干忙しく たま様のコンサートのライブ配信も見れなかったし 宝塚ニュースも録画がたまにたまり、2月の中ぐらいまで観劇もかなわないのですが、2月の半ばの再度のアナスタシア観劇の前にこれが読めてとても良かったなと思っています~。
さて寒いですが ご自愛ご自愛ー!
ところで電子書籍を出しました。
値段は100円くらいです!
↓押してみて下さい〜。
にほんブログ村