紅鮭の麗しのタカラヅカ

ヅカ鑑賞歴3年の弱輩ファンが熱く独自に語ります!!

花組、芝居~!

f:id:takarasuki:20210511075215j:plain幸せ、幸せ、幸せ…!
柚香光ちゃんと、あきらと、ひとこちゃんが一視野に入る幸せ。
 柚香さんはやはりトップになるべく生まれた方…!エネルギーがすごい…
 あきらの気迫がすごい…何回も銀橋を渡るし、サヨナラを意識させるセリフ、歌詞…しかし輝きがすごくて、ほんとに男役の集大成を感じて涙が止まりません!
かこいい!
 今回のお芝居。 まずは悪口を言います笑
 華ちゃんの退団公演だというのに、なぜ二人は結ばれないのか?キスシーンとかそういうのないのか?ちょっとこれは悲しい。
 もしかしたら次にまどかちゃんと組むことも視野に入っているからなのかもしれないけれども、この作品はこの作品で愛が芽生えて終わりではいけなかったのかな?
と思いました。
 そしてカエサル、シーザーといえば死ぬ時の「ブルータス、お前もか?」という有名なセリフ、そしてクレオパトラといえば 美貌を保つために真珠をお酢に溶いて飲んでいたとか、死ぬ時に小さな毒蛇に噛ませて自殺したとか有名なエピソードがいくつかありますけれども、そういったものが全然出てこなかったのはなんとなくちょっと、せっかくその時代扱ってるのに、残念でした。
 はい、でも悪口はそれぐらい 笑
 お衣装はかっこいいし、私は華ちゃんとゆずかさんのシーンのような芝居の応酬の所も行き詰まる感じで とても良かったと思います。
 どうなるのかと緊張感をもって見入ってしまいました!宝塚としては気持ちを途中から歌で歌い出すのがよくあるパターンだと思いますが、セリフが続いて行くのもなかなかあっていいものです。芝居力のある二人なら、特に!そして卒業するあきらと クレオパトラのラブシーン!
 あきらがかっこいいし、大人っぽい。
 ゆずかさんは思っていたよりも気弱なと言うか、思慮深い感じのお役で、ポスターのあの鋭い剣を前にした瞳は、あきらとの戦いのシーンで倒れているところから、剣を支えに立ち上がるところということで、強強シーンではないのですね。 笑
 これはあれですねロードオブザリングの映画で、 予告編でリングに手を伸ばす主人公がすごく印象的だったんですけれども、別にそこはあまり意味のないシーンで、落ちた指輪を拾おうとしているシーンでした。そういうなんていうかまぁ雰囲気が大事な…
 それから印象的で面白いなと思ったのは、ローマの民衆を味方につけたもの勝ちと言いますか、ひとこちゃん達はカエサルを殺すけれども、その後ローマの民衆が敵に回ってしまう。
 その民衆の力の強さみたいな、これを衆愚政治というのだなぁなどと思いながら見ておりましたよ。
 ひとこちゃんもビジュアルはとてもかっこよくて、そして今回は迷いながら敵になるお役ですけれども、もっともっと悪に振り切った悪いお役が見たいものです。かっこよ。

東京に来たら、また観たい!




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値段は100円くらいです!

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