さて、くだらなくですが、哀しみのコルドバを考察したいと存じます。
ネタバレします。
ワタクシこの作品とても好きなのです。どのシーンも宝塚として完成されていると思います。
さて、まずは卑近なところから。エリオとエバは肉体関係があったのか!!
品がなくてごめんなさい。笑
上品なヅカファンはここでサヨナラ。
でも気になるじゃん!
まずはコルドバ時代ね。二人は17,8。まあ昔だし、プラトニックでもおかしくないんですけど…絶対やってる!!
根拠は!
スペイン人だからです!(スペインの方ごめんね)
情熱の国だもん!
そして再会後!
これも絶対あるのだ。
ここは細かく描くと品がないは、時間はとるわで舞台で難しいですよね。そこで、エル・アモールですわよ。
あの四人で歌っている間にエリオとエバの密会と抜き差しならぬ仲への進展があったのだろうと思われます。
こういう二回目のデート以降を細々描くと品がないし、(春の雪の合いびき茶屋でのシーンとか、あれは三島の原作にあって、あの暗げな茶屋のイメージが二人の将来に陰を投げかけてる感じがよいわけですが、)まあ取り立てて特筆すべきことはないわけで、美しく歌って、お客様のご想像にお任せするところが奥ゆかしく美しいですけれども。
二人がまたできてた根拠は!
だって、単にキスとかしただけだったら、あの自殺のような死をむかえるエリオのショックとか、エバに知らせたら殺すとか、説明つかないですよ。
あら、そう書くと卑近な話をするはずが切ないわ。エリオ~!
そうそう、兄妹ネタ、最近のお若い方はなじみがないかも知れませんが、昔は大映ドラマとかでしょっちゅうでしたね。
腹違いの兄妹姉妹、禁断の恋、記憶喪失、不治の病…
子供心にご都合主義…と思っていたものです。
さすがに最近ないと思ってたらアニメとかで10代なのにやたらに病気で死んだりしてるから、(キミの膵臓なんちゃらとか)免疫のない若いキッズにはまたうけはじめるのか??
スペインの光と影。
これは柴田先生がお書きになった昭和には、日本から訪れると非常に鮮烈なイメージとなったことでしょう。
柴田先生、今は日本でも42度出ますよ、夏の気温…光も影も濃いぜ!
日本はスコールっぽい雨が降ったり、どちらかというと熱帯雨林気味ですけれどもね…
そして闘牛も動物愛護とか言い出すから都市部ではけっこうなくなったりしてるみたいですし…マタドール!!涙
奥ゆかしくも美しい昭和の柴田ワールド。
新しくも変わらない宝塚で
まだまだ愛していきたいものです💖
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