そうして今回、フェルメール展を拝見してきました~
映画とは別の日ですよ。
フェルメール展と言いましても、フェルメール自体の作品は少なく。ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
という名の通り、フェルメール自体は二点とか。他同時代の作品小品多数、版画など。
ダビンチ展とかもそうでしたが、版画多くなりがちですよね…
持ってくるの大変だからね~。
名品というか本物のメインは一点二点…
それでめちゃくちゃ混んでるのが日本の美術展の定番だから、こりゃだめだ頑張って現地行こう、と、ヨーロッパの美術館出かけてくとルーブルでもプラドでもなんでも素晴らしいし混んでなくても今度は広すぎて歩き通すのが目標になってしまって疲れてけっこうな名画でも、多すぎてはいはい、ジョットね~、とかなって疲れて終わり読後感が今ひとつ。
(読んでないけど 笑)
多分パリに住んで週末ごとにルーブル行くとかがいいんだろうけど、そんな恵まれてない人生を送っておりますので…
今回メインはフェルメール《窓辺で手紙を読む女》。
窓から差し込む光が表現、フェルメールらしく、横顔が印象的な名画。窓からの光が美しいと思われていた壁面に実はキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明。
今回そのキューピットが修復によって現れた!という劇的な経緯の作品なのです。
絵画の修復過程などもみれましてなかなか興味深い。こういうの尊いお仕事だなあ…!
キューピットはでも、ない方がなんとなく余白にわびさびを感じられて日本人好みな気がしました。笑
フェルメール自体はワタクシの絵の好みど真ん中ではありませんが、この時代海運業などで財をなした商人など新興のお金持ちが多く、彼らのために絵画需要が増し、たくさんの作品が作られたとか、彼らの屋敷を飾られるために静物画が成立したとか、面白い解説もあり。
時代における美術の立ち位置とかも地域にもよって違うのですね~。
利用してませんが音声解説は小芝風花ちゃん(かわいい。)。
最近の美術展はけっこうよい芸能人さんが音声解説してるのですよね~。
ドレスデンは二次大戦でけっこう被害の大きかったとこで、多分史跡あんまりないんだろうと勝手に思い、東ドイツだったし、訪れようと思ったことがありませんでしたが、立派な美術館があるのだなあ~。
行きたいなあ。
そして今メトロポリタン美術館展、ポンペイ展もやっていてかなり目白押し。
けっこう疲れてしまうから全部は行けないかもだけど…
ななかなか充実した一日でした!
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