紅鮭の麗しのタカラヅカ

ヅカ鑑賞歴3年の弱輩ファンが熱く独自に語ります!!

【映画】女神の継承 恐い。

話題の韓国 ホラー「女神の継承」を観てきました!
  他にみたいものがそんなに無かったのと、ちょうどいい時間帯だったために、これを選びましたが、若干後悔するほどの恐怖でした。
 いや怖かったです。
 以下概要。「チェイサー」「哭声 コクソン」のナ・ホンジンが原案・製作、ハリウッドリメイクされた「心霊写真」や「愛しのゴースト」を手がけたタイのバンジョン・ピサンタナクーン監督がメガホンをとった、タイ・韓国合作のホラー。
 タイ東北部の村で脈々と受け継がれてきた祈祷師一族の血を継ぐミンは、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すようになってしまう。途方に暮れた母は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。ミンを救うため、ニムは祈祷をおこなうが、ミンにとり憑いていたのは想像をはるかに超えた強大な存在だった。
 
 私はタイに一回しか行ったことがなく、サムイ島1回行ったのみなのですが、バンコクとかを経験してない私にとっては、今回舞台になったタイの田舎は、非常にサムイ島を思い起こさせまして懐かしい感じがしました。
 空撮で撮られるジャングルみたいにも見えるような木々の深い感じや、すぐに小雨が降って地面が濡れる感じ、ふっと現れる 色鮮やかな仏像など。これはタイの田舎に共通してあるものなのでしょうか?
 お家の感じとかもこういう感じだったと思い出しましたよ。そういう風景をずっと見ていたら旅行に行った時のことを非常に思い出しまして、それはとってもいい感じでした。
  本当は時間があったので一人で ちょっと人気のいない郊外などに遠出をしたかったのですが、 37度とかという暑い日々でいやいや、遠出したら私熱中症になっちゃう!と思って涼しい映画館を選んだような状態だったので、プチ旅行したような気持ちになれたのは意外に良い点でした。
  ところがお話は怖い。
  ここからネタバレもあると思いますので 回避したい方は観てから読んでみてください。
  田舎の中ではちょっと都会的に見える、パソコンなんかも置いてあるような人事センター、ハローワークのような所かな?にお勤めのミンちゃん。
 若くて綺麗で髪の毛も綺麗で比較的おしゃれ 。
 そんな彼女が 悪霊に取り憑かれてどんどん変わっていく様子が恐い。最後の方の演技も非常に上手で素晴らしいんですけれども、この方はこんなに怖くなっちゃってこの後の仕事大丈夫なんだろうかと思いました 笑。呪怨の俊雄くん役の子役に感じたのと同じ心配をしてしまいました。
  ちょっとむむっと思ったのが 悪霊にミンちゃんが取り憑かれるのですが、その理由が先祖の行った悪行に対する 被害者たちの恨みの念によるものだと語られるのです。
 そういう運命だった、始めから、みたいに。これが本当か嘘かは別に証明はされないのですが、え、なんかきぼあいこ的な …令和の時代にそれを言う??みたいな違和感が私にはありました。
 ただその違和感でも含めてとっても怖い。
 ミンちゃんは悪霊に取り憑かれて 夜の街をふらふらと歩くのですが、タイの人気のない夜の道を一人で若い女の子が歩くというのが、もう別の意味でまた怖い。
 殺されたりしないんだろうかとかハラハラしてしまうんですけれども、まあそれはなくて、どんどん症状と言うかとりつかれ具合は進んで、最後はたくさんの人が 殺される事態に。
 ものすごいスプラッタでトータル10人以上は死んでる感じになるんですけれども、 うーむ、これどういう風に解決するのか…社会的に。
 タイとかインドとかだと悪霊の呪いだ悪魔の呪いだみたいな感じで解決されちゃうような気もします。
  そしてなんと、出てくる可愛い赤ちゃんも食べられてしまうと言う…おう。
  タイ人の俳優さんを全く知らないので、 ちょっと歯が抜けてるおじさんが本当にリアルにタイの若干なダメおじさんに見えて面白いです。何かお酒飲みに行っちゃったりとかしょっちゅうしてるし。そして彼もかわいそうな目に…
 本当にいっぱい死んだ。ただ予告編よりは若干怖くない印象でした。予告編は何かもっと気持ち悪いようなイメージだったんですよね。
 だけど最後の1/3ぐらいは怖くてどんどん起こる展開にもついていけずに、怖すぎて笑ってました。
 涼しくなったかと言うとちょっとよくわからないんですが、 ホラー映画がお好きな方には是非オススメでございます。
 あ、宝塚ブログだった…  



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