紅鮭の麗しのタカラヅカ

ヅカ鑑賞歴3年の弱輩ファンが熱く独自に語ります!!

【劇団四季】バケモノの子を拝見して


花組が観られなかったショックから、とにかく舞台観たいなー、と思っていたところ、息子からリクエストがあり、劇団四季 バケモノの子、観て来ました!
 割に直前にチケットを探したのですが、かなり前方席をゲット。
 アニメのバケモノの子が好きな息子、私は付き添いのつもりで全然期待していなかったのですが、かなりよかったです!
 劇団四季は5年?ぶりくらい。前はキャストの実力の高さにびっくりしたのと、ビジュアルが宝塚に比べて容姿端麗ではないところ(めちゃめちゃ失礼でごめんなさい)に、私は宝塚がいい!
 と思ったのでした。
 今回、キャストで一番よかったのは子役の照井航ノ介くん。これが舞台デビュー?らしいですが、多分10歳くらい。
 子役出てくるのは外の舞台ずるいわ~。
 演技こそ固い気もしましたが、歌が素晴らしかった!
 宝塚の大劇場ほどではないけれど、大きな劇場いっぱいの観客を前に立派に歌い、なぜか途中からお母さんの気持ちになって泣いてしまいました。笑
 宝塚と違って、子役時代ちょっとでトップさんに交代ではなく、一幕半分くらいしっかり演じきり。
 他二名の子役も上手だった~!
 劇団四季、普段美しすぎるタカラジェンヌを見慣れている私としては、つい、容姿を比較してしまうのですが、(ほんと失礼でごめんなさい)今回はとにかく皆さんもともとキャッツも真っ青なバケモノメイク。動物の鼻、たてがみ、眉、ほとんど素顔が分からない方ばかりで、私の比べてしまうクセがあまり出なかったので、作品に 集中できたのだと思います。
 そしてさらに演出、舞台機構が宝塚に負けず劣らず素晴らしかった!
 アニメが原作なので、どうなるのかなと思っていたアニメ的表現のところなどが 、リアルな 作り物のクジラなどを黒子さんが持って現れたり、 しかも彼ら、すごくよく連携が取れていて、光や音の演出も素晴らしく。
 またなんと クライマックスでは舞台全体にものすごい量のシャボン玉が!!
 そしてそれが客席の方にまでやって来ると言う。ある意味客席降り!(そう?)
 キラキラ感半端ないし、前方席だったのでシャボン玉を捕まえると言うか、手の上に落ちてきたりして。そんなおまけもありました。
 殺陣が凄かった。やっぱり本物の男性同士の体の動きはダイナミック。
  殴った時や剣が当たった時の音がタイミングがバッチリで、本当に殴っていたり、当たっているのではないか、とハラハラさせられる程でした。
  宝塚の SS よりも高いお値段はらったので、若干の無駄遣いかなぁとか、観る前は後悔していたのですが 、本当にお値段分はしっかり楽しめた。値段以上に楽しめたかも!という感じでした。
  最後は皆心の中にそれぞれの剣を持っている、それを持って恐れずに前に向かって踏み出そう、といったようなテーマが高らかに歌われて、比較的万人に訴えかける内容になっているのではないかなと思いました。
 そして歌が素晴らしい。ダンスそれほど多い印象がなかったんですが、やっぱり宝塚の1.3倍はみんな歌うまい。みんな留依蒔世以上、という凄さ。
 そしてけれどもやっぱり私は宝塚が見たい…
 最後は 歌も素晴らしくて、泣いていたんですが、その涙の2割ぐらいは花組観たかったという思いが混じっていたのは否めません。
 さて肝心の息子ですか、なんなら僕も舞台やりたい!とか言って欲しかったんですけど、そんなことは言わずに、あ~、やっぱり俺ミュージカルだめだ~、とのこと。笑
 そして原作厨の彼としては、ここが違った、あそこが違ったとアニメとの比較をグズグズ今でも行っております。
 まあ何事も親の思う通りになりませんよね。
 でも私は楽しめたので良かったです!
 次は絶対宝塚の舞台に行きたい! 
 そして宝塚の舞台もめっちゃ前方席で観たいと思ったのでした。
 以上です。


宝塚になったらいいんじゃないかなというような世界観とストーリーでのお話書いてみました。文庫版で買うとびっくりするほど高いので、電子版をAmazon Kindle で見ていただけると良いかなと思います。
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 19世紀ハンガリーを舞台としております。歴史ものが好きな方も💓


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