皆様こんにちは!
今日はうたかたの恋のルドルフ皇太子は、本当にいい男なのか?というところを考察してみたいと思います!参考文献はこちら。
ただちょっと客観的に離れてみると、実際の皇太子、そしてうたかたの恋の中でのルドルフ皇太子というのは本当にいい男なのだろうかというところが疑問になってきたので、考えてみました!
まず実際のルドルフ皇太子。死んだ時には30を過ぎており、ちょっと白皙の美青年の盛りを過ぎていた感はございます。実際のところ劇中でも語られている通り、お母さんによく似た繊細な所があった上に、こちらの本にも書かれているのですが、小さい時はその頃の子育てのやり方に則り、特に軍人であることを求められた皇太子は、小さい時から陸軍式にビシバシビシバシ、鉄拳を振るわれたりしながら育てられたので、なかなかそのため、不安定な性格に育ったようです。
そして更には度重なる女遊びの為に性病を、たぶん梅毒にかかっていたという聞きたくないー、というような記載もありました。
歳のだいぶ下の女の子と付き合ってそんなにたってないのに心中を持ちかけて結局心中してしまう。日本でも文豪と芸者の心中とかいくつか昔はありましたけれども、どれも繊細な文豪というかですね、そういう未熟さゆえみたいに理解されているところなのではないかと思っております。
やはり男たるもの簡単に一緒に死のうとか持ちかけちゃダメよね 笑
実際のところは他殺説も出るなどまた政治的にも追い詰められており、純粋に愛のためだけに死ぬというよりは、色々と追い詰められてうつ病的になって亡くなったのだろうというのは想像に難くありません。
今回私の柚香さんの芝居を観て感じたのは本当に歴代のルドルフの中でも、一番なんか辛そう。ずっと辛いのではないかという。救ってあげたいという母性が観客に働くという風だったなぁと思います。
そしてでも実際のところ、彼とお話をしたり、じゃあお付き合いをしたりっていうのは、どうかなと思うと、マリーのように純粋でピュアでまだ何も知らない状態の子だったら行けるかもしれないけど、実際そこまで繊細な男の人というのは接していて心地いいものではないのではないかと。
劇中のルドルフはとてもイケメンなので観賞用で遠くから見ているのが一番いいのかもしれないな〜、というほど繊細な壊れそうな存在に見えました。
物語、そして劇としては最後に二人で心中するというのは私の大変な好みですし、このうたかたの恋という作品自体は、白い軍服だったりロマンチックなストーリー、名曲の数々と素晴らしいことには変わりないのですが、まあでも実際ルドルフと出会って自分とどうこうってなったら、絶対私がさつなんで、ルドルフをちょっとしたことでも傷つけてですね、あっという間に嫌われる自信あるな、こりゃ 笑 っていう風にね、思ってしまったので、ちょっと考察してみました。
要はイケメンですけど、すぐ機嫌悪くなってしまいそうではめんどくさいな、って思ったのでし。。
なんかあまり考察になってないのですが、上に挙げた本は大変面白いのでウイーンおに興味がある方はぜひご一読ください。
宝塚になったらいいんじゃないかなというような世界観とストーリーでのお話書いてみました。文庫版で買うとびっくりするほど高いので、電子版をAmazon Kindle で見ていただけると良いかなと思います。 Kindle の端末がなくても携帯で Kindle アプリを入れれば見れます。 19世紀ハンガリーを舞台としております。歴史ものが好きな方も