雪組 蒼穹の昴を観てまいりますた! Yeah!
大作家浅田次郎先生の作品とはいえ、中国ものでとっつきにくいことこの上なく、この間げんようの谷をやったばっかりな気がするし、なんか中国もの増えてるの?それってどういうこと?中国にだんだん実効支配されちゃうってこと?それともこれが媚中ってやつ?と若干の反感を持っておりましたが、笑 NO情報だったため、前日にグラフで急いであらすじを詰め込んだんですけれども、名前が難しい!今回中国読みのヤンウエンシューとかリンリンとか中国読みのお名前と、袁世凱みたいに歴史上の人物として名が定着している人は日本読みの名前で混じっているのですね。
そして西太后。ご立派な人に描かれていたのですけれども、すごい残酷な殺し方をライバルとか殺した人じゃなかった?手足を切って井戸に落としたりトイレに落としたりした人では?恐ろしやと思っていたのですが、調べてみたらそういうのは他の中国史上の恐ろしい王妃様則天武后とかと混同されて伝説になっているようでした。
今回お話はとにかく胸に志を抱いたさきちゃんたちはじめとした、若者たちの姿がとにかく素晴らしい!
科挙を一番で通過し官僚となって国に身を捧げている姿、貧しい人たちの姿を見てきたからこそ、自分が国づくりのために一生懸命になるのだ、というその姿勢が本当に尊いものだと思われました。
これね全官僚が観た方がいいよ。それから官僚になる1年目の時とかに観た方がいい。それ感想文を書いて出させるべき!公開するべき国のホームページとかで。ほんとに国のために働く公僕とは一体どういうことかというのをね、一回考えて来い!分かったか!政治家もだ!みたいな気持ちになりました。笑
さきちゃんはトップさんになってからの今までの役の中で、一番似合っているのかもしれません。落ち着いていて、頭がよく冷静で、しかし志の高い人物。とっても素敵な人物だと思いました。
そしてあーさ。顔がいい。今回は途中で宦官になってしまうため、アンドロゲン少なめでお送りされているのですけれども、あーさが出てくるとそこだけライトが強いのではないか?と思うほどくっきりとしたお顔。フィナーレの娘役さんとのダンスではグリッターがとにかくものすごい飛んでいるような、華やかさがありまして、本当に華やかで素敵でした♥もちろんビジュアルだけじゃなくて、お歌もすっごく素晴らしくて、貧しさの中の中から立身出世を目指す造型も切ない仕上がりになってました。
そしてテロルを起こしがちな男、和希そらさん。やっぱり何でも舞台を持って行ってしまう和希そらさんですが、今回は大劇場のだけにさすがに100%持って行きはしなかったけれども、何割か確実にかっさらっていかれました。
いやーうまい。お芝居も上手いけど歌がとにかくうまい。なんて言うんですかね、こう宝塚のレベルより5センチぐらい上をいってる感じがするんですよね。フィナーレの初めの銀橋わたりのキラキラ感はすごく良かったし、やんちゃなイメージの強かったそらちゃんが雪組に来てなのか学年を重ねて落ち着いたからなのか、大人っぽい。本当にとても良いです。
そして我らが縣千くん♥若く政治に悩む皇帝はルドルフ味があり、是非アガチンのルドルフを見たいです。
エリザベートのルドルフやったっけ?っていうぐらいルドルフ。
そしてフィナーレでは長めの上着をひらひらさせながらですね、前髪がセンターで分かれててぴったりなで付けられていて、ものすごいこう、客席を誘ってくるんですね。もうその空間支配力って言うですか?
もう恐ろしかったですね。ありていに言って大好きですね。
舞台写真買ってきました。
今飾ってます!
他花形役者役の眞ノ宮くんとか、日本の記者役の久城あすさんとか、とにかくワキの脇まで一人一人の政治家政治的な立場だったり、考え方やキャラクターなんかがきちんと滲んでいまして、なかなか本当に見応えがある。さすが雪組!さすが、というクオリティの高さでございました。
雪組さんは本当になんていうかすごいですね。
ただ一点ね。ちょっとね。
原田先生に言っとかなきゃいけないことがあるんですけどもね。
原田先生そこがわかってないんじゃないかと思うんですけども、芝居てとっても良かったし、素晴らしいしね、これ別に外部の作品だったらこれで100点でいいんですけど。
これ宝塚なんですよね。宝塚なの。で娘役トップの退団公演なの。 ちょっと原田君こっち来よっか。みたいなね。ちょっと座ってくれる?ちょっと話したい事は分かるよね?みたいなね。
あのね、あのきわちゃんがね、ラストシーンでですね、「私がこっちに来た時に、泣いてばかりいたら、(さきちゃんが、)抱きしめて一晩一緒に眠ってくれたの。私、それでもう泣かないって決めたの」とさきちゃんに言うシーンがあります。
今回全体的にさきちゃんときわちゃんのラブは薄いです 怒。
最後結ばれて日本へ行きますが、いつのまにそんな結ばれるような感じになったのか、そこがもう全然よく分かりませんでした。
このラストシーンのエピソードこんなに良いエピソードが原作にあるのであればですね、ここをですね、別にちゃんとシーンを設け、デュエットダンスと歌とで、二人の愛が深まるところをきちんと描いて、観客に萌えさせなければ宝塚としてのお点が下がってしまうわけですよ!!
分かりますか?!いいですか?宝塚なんですよ!!
そこを描かなきゃいけないんです!
分かりますよ。大作品をよくまとめたと思います。読んでないんでちょっと分からないんですけどでも。
まあ歴史のうねりよね。よく書いたと思いますよ。
それぞれに見せ場もあって良かったんだと思いますけど、でもそこを抜かしちゃだめなんだよ!
一番大事なところなんだよ!!宝塚として!わかる??
いやちょっと少女漫画をですね、代表作を300冊ぐらい買ってですねそれを全作ちょっと読破していただいて、何て言うのかなそういう女子の求めるラブって言うんですか?宝塚に求められている愛よね。ちょっと学んでほしい頼む。
それとも、良いの?みんなはいいのかな?私だけ?こんなこと言ってるの。ほんとはみんなそういうラブとかはよくてただ男役さんがかっこよければいいの?でもまあそういう作品もあるけどでもさ。とうにゅうにゅうにゅうにゅなっておりますよ。
どーなんですかね、皆さんの評価はね…
なにはともあれ、年内は舞台に行くのはこれが最後でした。
なんとか年末進行を頑張るぞ!
宝塚になったらいいんじゃないかなというような世界観とストーリーでのお話書いてみました。文庫版で買うとびっくりするほど高いので、電子版をAmazon Kindle で見ていただけると良いかなと思います。 Kindle の端末がなくても携帯で Kindle アプリを入れれば見れます。 19世紀ハンガリーを舞台としております。歴史ものが好きな方も
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