元禄バロックロックよかった~!
いやー、DVD買おう…
以下盛大にネタバレします。
なんていうのですかねー、忠臣蔵+クリストファー・ノーラン+ドラえもん?
忠臣蔵今若者知ってるの?
大晦日に討ち入りして、雪降りしきる吉良上野介の屋敷の庭でそろって切腹するとか、大石内蔵助が討ち入りする前に敵の目をあざむくために遊びまくってたとか、私は昔年末時代劇で見ましたけど、皆さん若い方知ってるのかな?
うちの息子は知らなそうだ…聞いてみよう…
そんなベースがないと、全員死ぬというのを知らないとちょっとストーリーの肝が分からないかな?と思いました。
着物というか衣装かわいい!着物はもっとこれくらい自由になってみんな着てるといいのになあ。
謎の女、でも懐かしい、何かを知っている女。タイムトラベルものの醍醐味ですが、わりに秘密は最後に解け、そして女もしくは二人の愛が悲劇的な結末を遂げる。
それがこの手の歴史的悲劇をからめたタイムトラベルもののお約束というか、そうなるのかと思ったら。
謎は真ん中らへんでまどかちゃん自身が語るというあっさり解決。
そして討ち入りの結末はなんと天下の宝刀、葵のご紋をマントにした(最高)音くり寿ちゃん演じる綱吉が「いいから仲直りしてっ!」と無理やり解決。このくり寿ちゃんのキャラクター味にドラえもん風味を感じました。
え、でもこの解決ならタイムトラベル必要なかったのでは…え~、無理やりハッピーエンド??と、一瞬不満に感じたのですが…
不思議なもので、泣けました。
めちゃ泣けた。
タイムトラベルものとしては、時に二人が引き裂かれてしまうとか、そのほうが面白いんだけど、忠臣蔵としてはなかなか適当な終わりではとか、でもそんなことを置いておいて、討ち入りして若者もみんな死なないとか!!なんていうのかとりあえず板の上のみんな幸せにするね、みたいな…
え、谷先生かわいい…と思ってしまいました。
そしてやっぱり柚香さんの眼鏡!よかった…
もっと長めにかけていて欲しい…しかしこのシーンね。
時計職人=眼鏡理系男子が深窓の令嬢の美少女に愛されるという…谷先生筑駒だからよけいにここ谷先生の趣味かなとか思ってしまいました、失礼!
あと今回何よりよかったのはかなりトップコンビお二人がいちゃいちゃなことです。
柚香さんはまどかちゃんの前髪直したり肩に手置いて後ろでぐーのまま握ってる(分かるかなー)とか、セリフがわりに普通の会話調でそれで愛を語るとか全体にツボです。
まあここでの加点がかなりでかい。笑
いやー、それにしてもまどかちゃんの今後の恋愛が心配だ。真風て大人の男の素敵さを知り、れいちゃんでリアル男子みたいなときめきを感じたらいくらお芝居とは言え、普通ではないドラマチックな経験を20代前半でしておるわけですよ。
いずれ退団して恋愛、結婚となった場合、実際それを超える恋愛体験はない、絶対 笑。
ほんとまどかちゃんを口説く男は大変だろうな。せいぜい金を積めよ!!笑
はい、そんなよけいな心配してました。
それにしても谷先生の書くものはある意味気になる。
次も楽しみです。
ところで電子書籍を出しました。
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