札幌の雪がこわい。ウクライナ問題でNATOの正式名称調べた。North Atlantic Treaty organizationでしたよ。なぜかFBIとかよりすぐ思い出せないとゆう。
そんな中。
先日ウエストサイドストーリーの映画を観てきましたよ💖
実は真風主演ウエストサイドストーリーも観られなかったワタクシ。
今回初ウエストサイドストーリーでございます。
以下多分ネタバレもございます。
そうは言いましても前の映画も宝塚版も観てないのでね。比較はできません。
ざっくりとした感想のみですが、まあ1960年代はいいよね。
かわいい!
貧しい設定のプエルトリコの女性もワンピースはふんわり、小さなバッグで仕事に行く。お出かけ着というものの存在した時代!
昔のかわいい地下鉄内も良い。
曲に歌はもちろん良い。映像もあちこちかっこいい。白い塩の中での決闘とか、ラストの夜の光に照らされる路面とか、随所に素敵な図があります。そこだけ切り取ってポストカードにして成り立つかっこよさというか??
キャスト。マリア役の子は今度は白雪姫やるとか?お歌上手いしはかなさと強さがあって、まあ抜擢されるのが分かります!
トニーの役者さんは背が高いのが良い。ただ次回作なら、いいとこのボンだけどすごく悪くて人を騙したり殺したりする役をやって欲しい。笑
よかったのはリフ役の彼。なんかねねえ、イケメンですがどこか(肌の白さとかか)弱さが漂い、リフと認識する前から、こいつが悲劇で死にそうと思わせるのですよ。ジェームズ・ディーン味というのでしょうか?恵まれない立場の悲しみと、若さと甘えと怒りのバランスがよい。
そして、たまり場になってる薬局のドクが今回はドクの奥さんの立場のおばあちゃんがみんなを見守る立場。
衝撃だったのが、ワタクシ、一番感情移入したのがこのおばあちゃんだったのですよ。
運命の恋に落ちるマリアでも、恋人が死ぬアニータでもなくな。
オットーとみたのですが、オットーも同じ意見で…若者達の恋の成就を願って、喧嘩しないで~、って願う、おばあちゃんの気持ち…
若い時ならマリアの気持ちできゅんきゅんしたのかと思うと…笑 時の流れにしみじみしました。笑
そして日本人から見ると恵まれない底辺のプエルトリコ人のマリアとお兄ちゃんのアパートが普通に素敵。レトロなキッチンとか今みえるとかわいく見えちゃうし二人のへやのベッドもでかい。きちんとベッドメーキングされてるし…これで貧困と言われるとピンとこないというのが日本人にはある 笑 日本人の貧困だと畳の部屋で何もないからね…
そして、プエルトリコ人とアイルランド系での戦いですが、貧困層は時に現代アメリカの黒人対プアホワイトのように互いを敵として戦いますが、彼らが貧しいのはけして相手のせいじゃないのですよ。
ほんとは搾取してる上位層が敵なんだぜ?そこには気がつかない若さと愚かしさ。貧困ゆえのつらさを互いにぶつけるしかない哀しさ。
しかし戦い死んでいく男に対してマリアとアニータは強そう。
生き残ってそして一生懸命働いて立派な店を作り20年後にはアメリカンドリームをかなえてそうな気しかありませんでしたことよ。
もう少し若い二人に感情移入して見たかった 笑
なんとなく自分を反省しました 笑
ところで電子書籍を出しました。
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